3Dモーションアナライザー軽量版
このシステムは、動画内の人物の姿勢を3Dで解析し視覚化するツールです。推定結果は中央の3D空間上に表示され、好みに応じて角度や速度を変えて分析することができます。様々なスポーツのフォームの改善やパフォーマンス向上に役立てることができます。
動画をアップロードして再生してください
使い方
このシステムは、動画内の人物の姿勢を 3D で解析し、視覚化するツールです。以下の手順で簡単に利用できます。
解析結果を参考に、スポーツのフォーム改善やダンスの練習、リハビリテーションなど、様々な場面で活用できます。
動画のアップロード
アップロードエリアをクリックするか、ドラッグ＆ドロップして解析したい動画ファイルを選択してください。
システムによる自動解析
動画のアップロード後、システムが自動的に動画内の姿勢を解析し、3D空間上に人物の姿勢モデルを表示します。
3D空間上でモデルを分析
3D空間上の人物モデルの姿勢はマウス操作であらゆる角度から確認できます。
精度を上げるためのポイント
いくつかのポイントを抑えると、システムがより効果的に動作を検出できるようになります
人物の鮮明さ
システムが骨格などの特徴点を正確に捉えることができるように、人物がクリアに写っていることが重要です。逆光や暗すぎる映像は、特徴点の検出を困難にします。適度な明るさで撮影しましょう。
動画のフレームレート
スポーツでは激しい運動を伴うことが多いため、フレームレートの高いカメラを使用することを推奨します。低いフレームレートでは、動きがぼやけてしまい、人体の正確な位置を検出することが難しくなる場合があります。
検出対象外
このシステムは人間の動作を可視化するものであり、スポーツで利用する道具（スケートボード、ボール、バットなど）の動作は検出も追跡もしません。動画内の人物の動作の確認のためにご利用ください。
体の検出部位
このシステムは人物の全身の動きを検出することを目的として作られています。足元や上半身のみが映った動画では望ましい検出精度が期待できないため、全身を撮影した動画を利用してください。
カメラアングル
可能な限り水平方向から撮影してください。スケートボードなどの奥行きのある移動を伴う動作も追跡できますが、人物を見下ろすようなアングルになったり、カメラの録画範囲に全身が映らなくなってしまうと追跡精度が下がる場合があります。
検出人数
このシステムは動画内の最も目立つ人物1名の動作を検出します。動画内に複数の人間が映っていると、別の人の動作を推定してしまうことがあります。アップロードする動画では、あなたが一番大きく映るようにしてください。
服装
動きやすいゆったりとした服装の場合、身体のラインが分かりにくく、姿勢推定の精度が低下する可能性があります。 可能であれば身体のラインが分かりやすい服装を着用してください。
背景
シンプルな背景の方が、人物の検出が容易になります。複雑な背景や動きの多い背景は、システムの精度に影響を与える可能性があります。
本システムの特徴
このシステムは、動画から姿勢情報を解析し、3Dモデルに反映させる便利なツールです。以下の機能を利用して、姿勢推定の精度をより高めることができます。
地面の高さ調整
3D空間上の地面の高さを調整するスライダーです。 システムの自動解析結果を、お好みで微調整できます。
奥行調整
3Dモデルの奥行きを調整するスライダーです。 2D動画から3D姿勢を推定する際の誤差を補正します。
検出精度
画像から関節の位置を検出する際の信頼度を調整します。 値が大きいほど誤検出が減り、小さいほど検出しやすくなります。
トラッキング精度
検出された関節の位置を動画のフレーム間で追跡する際の信頼度を調整します。 値が大きいほどトラッキングが安定し、小さいほどフレーム間の追跡が緩くなります。
検出状況グラフ
動画の各フレームで検出された体のパーツの検出精度を可視化したものです。 精度が低い部分は赤や黄色に表示されます。
検出状況リスト
動画の各フレームで検出された体のパーツの検出精度を数値化したものです。 精度が低い部分は赤や黄色に表示されます。
FAQ
うまく姿勢推定されない
明るい環境で、背景に溶け込まないような服装をしたうえで、全身が映る動画を使用すると姿勢推定の精度が向上します。
再生/停止時に姿勢推定されない
アップロードした動画の再生を一度停止し、動画のシークバーを操作すると正しく姿勢推定される場合があります。
奥行きがおかしい
「システムの特徴」セクションを参照し、「Depth」の値を調整してください。
動きがカクつく
間接の位置を検出しづらい動画を使用しているか、トラッキング精度に問題がある可能性があります。「システムの特徴」セクションを参照し、「トラッキング精度」の値を調整するか、違う動画を使用してください。
